山口和也略歴 

  絵画、立体、インスタレーション作品などを発表する他、空きアパートを丸ごと使った落書きイベントの企画や、様々な人と1対1で画用紙にお互いを描き合い、出来上がった絵を交換する「描き合いっこ」など街や人とのコミュニケーションに関する活動を多く行う。

 その描き合いっこのお相手にミュージシャンを迎えてステージ上でミュージシャンは楽器(音)を、山口は画材(落書き)を道具として1対1で行われるライブペインティング「描き合いっこ『音と落書き』」で描かれた作品で関口芸術基金賞(TAMON賞)大賞を受賞、副賞として半年間ニューヨーク研修を行う。

 1998年、フラッグアート展 日比野克彦賞受賞。同年、JACA日本ビジュアルアート展特別賞受賞。2000年フィリップモリスアートアワード最終審査展出品。近年は写真家としても活動、日本画家千住博を数年に渡り密着撮影し、それらが200ページ以上にわたって掲載された作品集「千住博大徳寺聚光院別院襖絵大全」(共著/辻仁成、アートディレクション/長友啓典)が2002年、求龍堂から刊行された。同年、街への提案をかたちにしていく為にスタジオ「yncci(ヤンチ)」を設立し、オリジナルアイテムの発信などを開始する。2004年には、再び千住博による羽田空港第二ターミナルのアートディレクションを一年間撮影したフォトドキュメンタリー[世界の千住 宇宙に描く」を、新設した yncci出版室より刊行する。2006年 新アトリエが完成。
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